2008年05月19日

海賊騒動で人の命をかけた"結果オーライ"

トマラです。


"結果オーライ"という物事の結末が、
私は割と好きなほうです。

「結果的にカレー食べて良かったじゃん!」

とか

「結果的に電車遅れて良かったじゃん!」

とかですね。


でも結果オーライというのは、
それまでの過程は決してオーライではなく、
困難を極めながら偶発的にオーライなわけですね。

だから、個人の結果オーライは笑えても、
集団に対する事象であり、しかも命が関わるとしたら
結果オーライでも、それはオーライじゃないです。


中東・イエメン沖で、日本の大型タンカーが、
現地の海賊船に襲われた直後、
世界一周クルーズをしている大型客船3隻が、
日本政府の注意喚起を聞かずに、
航海を続行していた事がわかりました。

注意喚起に法的拘束力が無い事と、
過去に大型客船が海賊に襲われた例が無い事が、
航海続行の理由だそうです。


この3隻の合計乗務員は1665人。


1665人に起こるかもしれない危険よりも、
お客様の娯楽を優先した解釈で間違いないですか?

結果的に海賊船と遭遇しなかった為、
結果オーライである事は事実ですが、
襲われていて、もし人質事件にでもなっていたら?

自分だけは危険に巻き込まれないなんて
根拠のない自信をもつ、日本人らしい判断だなと、
冷ややかに思いました。



中東・イエメン沖で4月21日、
日本の大型タンカーが海賊船に襲撃された直後、
世界一周クルーズをしている日本の大型客船3隻が、
日本政府の注意喚起や離れた海域での
停泊要請にもかかわらず、イエメン沖を
相次いで航行していたことが18日、分かりました。

注意喚起は行政指導の一環で強制力はなく、3隻とも

「安全対策を徹底し警戒航行すれば問題はない」

と判断したそうです。

無事に通過し、スエズ運河を抜けましたが、
イエメン沖は海賊船の襲撃事件が多発しており、
危機管理上の課題を残した結果となりました。


世界一周の3隻「予定通り」航行 イエメン沖タンカー襲撃直後、政府は停泊要請
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080519-00000937-san-soci

cicadazan at 19:40 │clip!全国ニュース雑記